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中古車選びの知識

モデルチェンジの時期を利用する

日本車は、基本的に2年に1度マイナーチェンジ(小変更)があり、4年でフルモデルチェンジ(新型車)があります。新車を買う場合、この時期を利用して売買交渉するのは常識です。モデルチェンジ直前の車を買う場合、すぐに型落ち車になりますが、値引きに強気になれるからです。

中古車でも、この手法を逆転して使うことができます。中古車では、新車のモデルチェンジがあった直後に売買交渉を始めます。さらに1世代型落ちしたことを理由に、値引き幅のアップを求めます。

元々が中古車ですから、ニューモデルが出たとしても、型落ちの影響はさほど気にならないはずです。それよりも値引き額が大きくなった方がはるかに得というわけです。少しでも新しいモデルに乗りたいという人には向きませんが、中身を重視するユーザーなら試してみる価値のある方法です。

タイヤの減り方でバランスを見る

走行距離の少ない中古車(タイヤを履き替えていない)の場合、4本のタイヤそれぞれの減り具合を調べてみることをお勧めします。平均して減っている場合は問題ありませんが、片べりしているとき、異常磨耗があるときは、事故も疑ってかかるべきです。

新車からごく普通の使い方をしてきた車は、4輪のホイルアライメントが多少ずれていても、タイヤの減りに極端な違いは出てきません。それが気になるくらいひどいときは、車体に歪みが出るような事故を起こした可能性があります。

現在では車体の修復技術も進み、素人では事故車であることが簡単にはわかりません。しかし、タイヤは意外と正直で、車体の歪みが減り方などに出てきやすいのです。もちろんタイヤ交換をされるとわかりませんが、一応、4本のタイヤを点検することをお勧めします。

ボディーを上下し、サスペンションを調べる

個人差がありますが、車の運転歴が長くなると、ボディースタイルの善し悪しよりも、車内の快適性や視界の良さ、シートの出来不出来といった要素が気になるものです。中でも乗り心地は何よりも重視したくなるものです。

中古車の場合、ぜひチェックしておきたいのがサスペンションです。最も簡単に調べる方法は、車のフロントやリアを4、5回下に押し、ボディを上下させてみることです。

サスペンションが劣化しているときは、いかにもバネが効いていない感触がしたり、ボディの上下がすぐに止まらず、ゆれ続けるような感じがあります。試乗時に、あえて悪路を走ってみるのもいい方法です。

サスペンションの劣化した車は、購入してもすぐに乗り味の悪さが嫌になり、結局はパーツの交換で出費がかさみます。車種にもよりますが10数万円は必要になります。

塗装の艶で手入れを判断

中古車店に展示されている車のほとんどは、きれいに手入れされ、ワックスがかかっています。どれも同じように光り輝いて見えますが、艶の状態などで、前オーナーの手入れの善し悪しがわかることがあります。

シルバー系の色は見分けにくいのですが、濃色の場合、角度を変えてボディ表面を見ると、よく手入れされた車は、年式相応の艶が保たれているものです。手入れの悪かった車は、販売店でワックスをかけても、何となく透明度が低く、くすんだ感じがあり、色落ちも見えます。

しかし、年式の割に鮮やか過ぎるのも問題です。事故などで塗り変えた可能性が高いためです。とくに車体前部や下部などに色調の変化があるときは要注意です。骨格にまでダメージが及んでいるかもしれないからです。塗装の変調に気づいたときには、積極的に質問して疑問を解消したいところです。